12月24日、2学期終業式が行われました。

「師走の恒例行事、”今年の漢字"は『金』との発表にちなみ、SJSの漢字を『成』と選んでみました」とのお話がありました。「成」という漢字は、「打ってまとめ固める」という意の丁と「ひっかける」という意の戈を合わせて、「ものごとをまとめあげる」という意味になるそうです。2学期、多くのことをやり遂げ、成長したSJSの児童生徒の皆さんにぴったりと当てはまる一字でした。

続く代表児童生徒の発表では、4人のお友達から具体的な2学期のがんばりが発表されました。特に多く聞かれたのは、国際文化交流会や持久走大会、運動会などの行事を通しての葛藤や成長でした。友達の生き生きとした発表を聞きながら、一人一人の子どもたちが、自分の2学期を振り返るよい時間となりました。

 最後は、有意義な冬休みにするために、「努力は必ず報われる」の言葉から、自分の課題克服に向け努力することや計画的に過ごすことの大切さについてのお話がありました。

 さあ、いよいよ冬休み。2学期に、たくさんのことを笑顔いっぱい元気いっぱい成し遂げた子どもたち、ゆっくり休んだり、ご家族と楽しいひとときを過ごしたり、あらたな課題に取り組んでみたり…、思い思い、長い休みならではの過ごし方ができるとよいですね。

インドネシアは連日の雨模様の雨季シーズンです。

しかし、SJSでは盛大にSJS運動会を開催しました。

例年はEJJC運動会として開催していますが、今年度はSJS主催の運動会として開催しました。

本番当日までは毎日のように雨が降っていましたが、この日は晴天の運動会日和♪

これまでの子どもたちの頑張りに、インドネシアの青空が応えてくれたかのようでした。

 

 

早朝から始まった運動会は、短距離走や綱引き、ダンスなどなどもりだくさんのプログラムで大成功の一日となりました。

子どもたちがインドネシアで活躍する企業の現場に赴き、お仕事の様子を見せていただく企業探検。コロナ禍でしばらく行くことができていませんでしたが、この度、農業機械メーカーPT. ISEKI INDONESIAさんのご協力により行うことができました。

 4・5年生が、パスルアンにあるトラクターの工場を見学させていただきました。組み立てや検査、塗装を行うラインの説明を聞きながら、子どもたちは熱心にメモを取っていました。また、見学だけでなく、トラクターに試乗もさせていただきました。質問タイムでは、時間ギリギリまでたくさんの質問をしていました。とても充実した学習になりました。

PT. ISEKI INDONESIAのみなさん、ありがとうございました。

 

今月の小学部朝会のテーマは、「お正月」。

「お正月」の歌詞から伝統的なお正月の遊びをみんなで頭に思い浮かべました。

続いては、おせち料理に込められた意味を予想したり、新年のあいさつを年賀状で交わすしきたりの歴史の長さを知ったり…。

では、「日頃お世話になっているお礼と新年のあいさつを届けたい方はだれですか?」と投げかけると、「遠くに住む親せき」「友達」「先生」との声に続き、「ドライバーさんやスタッフさん」との声が上がりました。インドネシアの皆さんへの感謝の気持ちが、一人一人の心の中に芽生えていることを嬉しく感じました。

Selamat Tahun Baru!(あけましておめでとうございます)」。2022年の幕開けに、身近なインドネシアの皆さんと、元気にこの挨拶を交わしたいですね。

SJSでは今サッカーが流行っています。

休み時間や放課後に汗だくになりながらボールを追っかけています。

中学生が守るゴールにシュートを決めようとパスを回しながら一生懸命チャンスを伺います。

小学部も中学部も、男子も女子も関係なくみんなでサッカーを楽しんでいます。SJSの良さが出ていてとても微笑ましい光景です。

 

 

新聞紙をつないでつないで、つるしてつるして、いつのまにか教室が秘密基地になりました。小学1、2年生の図工「つないでつるして」では、細長く切った新聞紙を友達と協力しながらつないだり、つるしたりして楽しい1時間を過ごしました。「ここが入口ね!」「じゃあ出口も作るよ!」「私たちスパイみたい!」最後はスパイになったつもりで記念撮影をしました。

スラバヤ日本人学校では、12月14日(火)から大掃除が始まりました。

中学部は人数が少ないですが、一人一人が教室の床や窓の清掃を頑張っています。

2学期お世話になった教室に感謝の気持ちを込めてきれいにしていきましょう。

 

 以前、教室前には2階まで届くほど大きく育ったツルレイシ(ゴーヤ)がありましたが、乾季と長い閉校の間に枯れてしまいました。今、4年生が育てているツルレイシのつるが、ぐんぐん伸びています。日に日に伸びていくつるを見て子どもたちは大喜び。また実がとれるほど大きく育ってほしいものです。